ニッセイ・インデックスパッケージ

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019でランクインされることなく、純資産残高が積み上がることもなく、ひっそりと運用を続けているけれど密かに注目しているファンドがあります。

その名も「ファンドパック5」!!

ニッセイ・インデックスパッケージは個性的なバランスファンド

ニッセイアセットマネジメントからニッセイ・インデックスパッケージという4本のバランスファンドが、2017年11月17日から光世証券という販売会社から登場しています。 参考  ニッセイ・インデックスパッケージの設定について - ニッセイアセットマネジメント(PDF)ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)【愛称:ファンドパック3】ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート)【愛称:ファンドパッ...


ニッセイアセットマネジメントが運用する「インデックスパッケージ(内外・株式/リート)」。ファンドパック5とも呼ばれる国内外株式と不動産(REIT)の5資産を均等配分で投資していくバランスファンドです。

各マザーファンドへの投資を通じ、複数の資産に分散投資する。各資産への投資割合は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、先進国リートをそれぞれ5分の1ずつとする基本投資割合を維持することを目標とする。
組入外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行わない。
ファミリーファンド方式で運用。11月決算。

運用方針 ヤフーファイナンスより引用



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画像元 ヤフーファイナンスより引用

 インデックスパッケージ(内外・株式/リート)
 eMAXIS Slim バランス(8資産均等)
 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

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画像元 ニッセイ・インデックスパッケージの設定についてより抜粋


1年リターン標準偏差シャープレシオ
インデックスパッケージ(内外・株式/リート)22.2%10.5%2.11
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)26.8%14.0%1.91
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)21.6%14.5%1.49
eMAXIS Slim バランス(8資産均等)16.3%7.5%2.17
※2019年末時点のパフォーマンス

リスク資産の基準としたのは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」なのですが、先進国株式が好調の1年間だったことからパフォーマンスがもっとも良い結果となりました。80%近く先進国株式に集中していることからチャートから見えるブレ方(ボラティリティ)も大きく感じられます。

債券も含んでいる「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」のリスク(標準偏差)がもっとも低いので、上にも下にも安定していることが確認できます。

新興国市場のリスクが高まった1年だったことから「eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)」の下落時の落ち込みが際立っています。

「ファンドパック5」をチェックしてみると、リスクに対してどれくらいのリターンが出せているという投資収益の効率性をしめすシャープレシオの好成績通りに上にも下にも安定しています。もちろんリスク(標準偏差)という点では債券も含んでいる「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」も良いのですが債券や現金ポジションをもたないで標準偏差10.5%までリスクを低減させて高リターンにするのは株式オンリーでは難しいものです。


1年リターン標準偏差シャープレシオ
インデックスパッケージ(内外・株式/リート)22.2%10.5%2.11
ニッセイTOPIXインデックスファンド18.0%12.3%1.46
ニッセイ外国株式インデックスファンド28.9%13.8%2.09
ニッセイ新興国株式インデックスファンド18.0%19.2%0.94
ニッセイJリートインデックスファンド24.7%8.6%2.87
グローバルリートインデックスファンド21.0%11.3%1.86
※各アセットクラスは購入・換金手数料なしシリーズ
※2019年末時点のパフォーマンス


せっかくなのでファンドパック5で採用されている各アセットクラスのパフォーマンスでも比較。(対象はファンドパックと同じニッセイアセットマネジメントのインデックスファンド)

結果だけを見れば、もっともパフォーマンスが良い外国株式に投資することや、もっともリスク(標準偏差)の低いJリートに投資をすることが一番なのですが、残念ながら未来を知りながら投資をできる人は存在しません。

ぜんぶ均等に分散投資するファンドパック5なら、リスクの低さならJリートインデックスファンドについで2位に位置することができますし、パフォーマンスでみても遜色のない・・・むしろ優秀なパフォーマンスを得ることが可能です。

もちろん下落時では株式や不動産(REIT)が連動して一方向に下がる場合もよく見る光景なので、直近1年間の実績リターンを参考にして投資をおこなうことは危険ですが、リスク(標準偏差)についてはある程度の期間を測定すれば傾向が見られるものです。

そして月ベースで見る各アセットクラスのパフォーマンスでは、国内外株式が下落している月でもREITだけ逆行高になる場面をたびたび見かけることもありますし、株式100%投資で発生する高リスクを下げる目的でREITアセットクラスをある程度保有してみるのは有効だと考えています。(もちろん国内債券や現金ポジションを持つほうがリスクを下げられます)

あとは・・・純資産残高が0.4億円(記事作成時点)というファンドが売れないことで起こる償還リスクですねぇ。。。

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