株式投資はハイリスクハイリターン
債券投資はローリスクローリターン
バランスファンドならミドルリスクミドルリターンってところですか?

一般的な雑感としてこれは正しいでしょう。
そして基本的に人間はより高いリターンの可能性を持つ株式投資を好みます。
なぜなら人間の欲望は果てしない。更には攻撃的だから・・・
債券投資は地味で格好悪い感じですから100%株式投資のブロガーは探せばいくらでも存在しますが100%債券投資は見たことないです。
そして格好良い悪いや派手とか地味とかは感情から来る感覚ですがパフォーマンスは結果と言う数値です。

マネックス資産設計ファンドの商品説明書(PDFファイル)に各資産のパフォーマンスがあるのでそれをもとに1万円が16年間でいくらになるのか簡単に計算してみました。
2007年は各資産のインデックスファンドの時系列データから手動で計算です。
表の青い部分は年間で最高のリターンで
表の赤い部分は年間で最低のリターンになります。

結果はこちら

 1位 外国株式 47,852円
 2位 外国債券 29,182円
 3位 均等資産 25,640円
 4位 日本債券 17,954円
 5位 日本株式  9,899円

各資産リターン

事実は派手よりも地味を好むようです。
たしかに第一位は外国株式ですがこれはリスクが表に出た結果に過ぎない。
実際、同じ株式という性質を持つ日本株式はリスクが裏に出たように各資産でぶっちぎりで最下位です。

例えば30%・-10%・30%・・・とハイリスクながらも平均リターンが10%のファンドAと
毎年毎年10%・10%・・・と安定した平均リターンが10%のファンドBの10年後の1万円は

 平均リターンが10%のハイリスクファンドA 21,924円
 平均リターンが10%のローリスクファンドB 25,937円

リターンよりリスクの方が重要ってことですね?
もっと具体的に言えばリスクをたくさん減らせるのならリターンは少しくらい減ったってパフォーマンスは向上するのです。

4資産均等投資だって年別にみると5資産中、第2位にランクされることはよくあります。
日本株式に至っては年平均リターンがわずかにプラスの2.4%でも実際に投資すると1万円が16年の間に9,899円になることもあるのですね?

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