けっこう良いことを書いてあるのですけどね…
なぜだか伝わるモノをそれほど感じられなかったです。実際は
複利ってこんなに素晴らしいよ!みたいな感じは
何だか軽い印象に思ってしまう。
実際、計算で得られる素晴らしい未来と現実の間には
わかっていても感情の罠に陥ってしまう場面はいくらでもあるもので
簡単に語られるとどこか反発したくなるのですよ。
それとタイトルにある「決算書投資術」の本題ともいえる第6章が
この本でもっとも内容の薄い気がします。
著者はなるべく誰にでも理解できるように簡単に書いたのかもしれませんが
そもそもこの手の本を求めている人種は学びたがり症なのだから
もっと高度な「決算書投資術」に仕上げてもよかったのではないか?
少なくとも著者はそれの出来る個人投資家であるからこそ
何となくこの本は全体的に「もったいない」気がして仕方がない。



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