空気が読めないとアレなんで8月には言わずに脳内の隅っこに置いておいたメモがあってそれが「花火大会」についてです
夏の恒例イベントで週末にはいろんなところで花火大会が開催されていたんですけれど実際どうなんでしょうか?
昔の花火大会に比べると一発のサイズも大きいと思うし打ち上げる数も多くなっているような感じがします。それが最近のトレンドなのでしょうが・・・。
家族が出来たからとか面倒臭い・・・ではなく最近はあまり行く気が起きません。家の窓から見える花火くらいは流石に見ますが混雑する他に理由があるような感じがしていてその答えらしきモノが見えてきました
おそらく自分は花火大会に花火を求めていないんじゃないかな・・・と
花火と花火の間にある漆黒の闇をも楽しんでいて子どもの頃は暗闇の中で「次に打ち上げられる花火」に期待してワクワクしていたような感じがします。
チョット前の野球にも「間」を楽しむゆとりがありました。「エコ」だか「チーム-6%」なのか知りませんがスピードアップしてきているぶん大事なところまでもがスピードアップされて試合を興行として観た場合メリハリのない味気ないスポーツになってしまい最近はテレビでも見ていません
話を花火に戻して昔に比べてサイズも大きく数も多いのだから花火大会のレベルは昔よりも高いのでしょうし見に来るひとも実際に多いのでしょうから成功しているとは思います
でもひとつひとつの花火では満たされない短気志向
もっと大きな・・・もっともっとと・・・期待する
それがひとつひとつの花火の価値を下げているような感じさえします
一瞬で咲いては散る花火を記念に残すためにデジカメのファインダー越しに見る夜空にいったいどれだけの思い入れがあるのか自分には理解できませんがその心理は
今日という思い出を獲得したいんでしょう?そこに花火が在ることでは満たされずに家に帰っても花火を持っていたい気持ちの表れが記念撮影なんだと思います
自民党も大きなHANABIを打ち上げました。おそらく予定通りのシナリオなのでしょうがこの先は余程国民の気持ちに応えないとヤバイでしょう?
花火大会でもそうであるように国民は短気志向です。生活が豊かになった代償に心は貧しくなった・・・これが現代人の実態です
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