野球のバットとして年間20万本も使用しアオダモの木が伐採され消費されます
そしてアオダモの木がバットとして使われるまで成長するのには70年はかかると昨日ようやく知りました
現在、北海道の良質なアオダモは絶滅の危機にあるらしく最近(平成14年)になってアオダモ資源育成の会がNPO法人として立ち上がりました
育成の会が植林したアオダモがバットとして使える頃は単純計算で西暦2072年以降・・・五輪で野球が公開競技でなくなるどころか木製のバット自体が存在していないのではないか?とも思えます。
破壊するのは一瞬です。消費するのは簡単です。
だけど作り上げるのは難しいし育てるのも長期的な作業です。
そして人間は基本的に欲望に満ちていて短気志向なので人類の成長とともに加速度をつけて世界は滅亡へ向かっているのではないのか?
・・・それではいつの日か文明が崩壊するのか?って言うと自分にはわかりません。ただ単純すぎる考えですが文明崩壊はないのではないかと思います。人類滅亡はファンタジーに過ぎない・・・と
その単純すぎる理由が今回の歴史的な暴落です
オランダのチューリップバブルや南海バブル・・・現代の日本の不動産バブルやITバブル、新興国バブル、コモディティー・・・人類は成長しているようで何も成長していないのではないか?
バブルの数だけ資源は大量に減り地球は迷惑だと思いますが排出量取引やこのアオダモ資源育成の会のように行き過ぎた早すぎた方向から巻き戻しボタンを押す思考回路が人間に備わっているかぎり大丈夫なんだろうとも思います。
今回の世界的な大暴落の中、排気ガスで汚されていないキレイな夜空を見る機会が随分と増えたのは気のせいではないのです(我が家は母屋と離れの構造上、お風呂の時に一回外に出ます)
そう考えると経済が膨張すると環境が悪化して経済が収縮すると環境が良化するのかな・・・と
この相場が終わりの始まりなのか?終わりに終わりが来るのか?・・・誰に聞いたって悲観的な話しか出ません。上昇相場の時にはまるで天井がないかのように永遠に成長するって誰もが言うのと同じです。
同じなのだからこの世界的な暴落相場もいつかは必ず終わるのだけは断言できます
スポンサーリンク
関連コンテンツ