その中で過去に不祥事を起こしながらも見事に再生を果たした企業も紹介しているのが素晴らしいです
この本を読み終えてキーワードとして思い浮かぶことは
- 定量より定性
- 顧客重視
- ニーズへの迅速な対応
- コンプライアンスの積極的な実践
- 社員のやりがい
- カネのためではない労働の価値観
・・・数字で白黒を決める有形な価値よりも「志」とでも例えられそうな無形な価値観が米国追従型の近代グローバル社会の次に来る「日本らしさ」の価値観かも知れない
その無形の価値が「のれん」として企業価値を高めていければ買収を恐れる理由もないだろう
当たり前過ぎる話だが企業規模が大きくなるに従って守るべき荷物も重くなっていく
つまり当たり前の話は簡単な話ではないのだ
だからこそ「これからの優良企業」の内容を経営者には目指すべき日本らしさとしての共有を願う
今も昔も良い仕事をすれば会社は評価されることに変わりはない
大切なのは「志」です
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