なんだかんだと著者の本を読むのは5冊目になるしパッシブ運用による国際分散投資についても3冊目になるので通してみると文中の内容は重複してしまうのは仕方のないところなのだが正直に言って内容が(商品名など)具体的になるにつれて劣化していっているような感じがしてしまいます
ETFのメリットが大前提での作品となっているのでインデックスファンドの優れている面、ETFのデメリットについては伏せられています
この本が出たのは08年の秋頃、自分がこのレビューを書いているのは年末と四半期すら経過していないのに具体的な商品名にはすでに古さすら感じてしまうのも多々ある
今年で言えば比較する投資信託はSTAMインデックス・オープンを使うべきだし文中では主にバークレイズのETFでの海外投資法を紹介しているが現在での選択肢でのベストを選ぶのならバンガードのETFとなるだろうし今後この流れの速さで進むと具体的な紹介が必ずしも正しいことを示さない。雑誌化してしまうのでしょう・・・。
こんな面が劣化したように思えたところなのかもしれないし「北村さんの最新本」と言う期待値が高いからそう思えたのかもしれない
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