STAMマイセレクション(仮)の妄想の続き
すみしんマイセレクションはDC専用とそれを普通に販売しているものと2種類あります
※厳密に言うと何故かわからないがDC用にも「S」のありなしがあり全部で3種類(Sの方がコストが低い)
ちなみにDCとは? アクティブアンドカンパニーより
・確定拠出年金法によって定められる私的年金制度。
・従業員などが自身のために掛金を拠出して、将来、年金などで受け取る仕組み。
税制優遇措置や従業員のために事業主が掛金を拠出できる当のメリットがある一方、加入者(従業員)が自己責任のもとに年金資産を運用する義務を負う。
したがって、運用実績次第で受け取る金額が変わるところにあり、アメリカの類似の年金制度にかけて日本版401(k)とも呼ばれている。
・確定給付年金と比較した場合、企業にとっての、年金運用損等の後発債務の不発生、費用化による安定等のメリットがある。
それぞれのメリット・・・とデメリットはこんな感じでしょうか?
すみしんマイセレクション
メリット
・投信スーパーセンターから誰でも買える手軽さ
デメリット
・DC用に比べてコストが高い
・販売手数料 1%
・信託報酬 0.62%
・信託財産留保額 解約時0.05% 購入時0.05%(←スイッチング時に合計0.1%掛かかる)
・投信スーパーセンターでは銀行口座からの自動積み立てができない
すみしんDCマイセレクション
メリット
・通常のそれよりコストが低い
・ノーロード
・信託報酬 0.3%
・信託財産留保額がないのでスイッチングコストがゼロ
デメリット
・販売会社にインターネット専業がない
住友信託・みずほコーポレート銀行・愛媛銀行・三井住友海上火災・トヨタファイナンシャルサービス証券・岡三証券・第一生命・紀陽銀行
すみしんDCマイセレクションS
メリット
・DCより更に低コスト
・信託報酬 0.2%
デメリット
・販売会社が住友信託オンリー(もはや直販?)
それでは信託報酬の差がどれほど出てしまうのか?資産運用の本でもよく出てきそうな話題ですがこんな感じ

赤がすみしんDCマイセレクションS25で
青がすみしんマイセレクション25の比較チャート・・・5年もあるとけっこう差があります
50と75はそれほど差がでなかったのですが当然ながらDCの方がパフォーマンスが優れています
結論としてはDCが良い・・・こりゃ当たり前
でもDCを利用しない個人投資家でバラ売りのインデックスファンドを使ったタクティカル・アセット・アロケーション(戦術的資産配分)を楽しみたい人にとってはすみしんマイセレクションが最強な感じがします
最初に1%の参加料を支払えばその後の売買時(スイッチング)に税金は掛からないのは他にはない大きな魅力ですしバランスファンドとしての信託報酬 0.62%は十分に安い維持費ですからねぇ?
あとの問題はネット証券が取り扱ってくれるかどうか?の問題・・・もしノーロードで取り扱うのなら今後それを買っていくのは間違いないでしょうから
・・・ってことで次回はマネックスに質問とその回答でこのシリーズはおしまい!の予定
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