段階踏み信託報酬下げなども検討=セゾン投信社長 2010年 02月 12日
「来年度には黒字転換したい」との思いを語った。3月に期末を迎える同社の今期決算は2億円超の赤字決算になる見通し。
ただ赤字が解消される残高水準については「現在の水準の倍が必要」としている。同社の旗艦ファンド2本の運用報告会で述べた。
自分達で作ったファンドの内容には絶対の自身があるのでしょう。現在の情況が想定の範囲内とのこと
「ファンド設定後に描いていた3年後の姿としては、最良と最悪の姿を想定する中で、予想の範囲内に収まっている。順調にこれたと思う」と述べ、一定の顧客マーケットとファンド規模を押えた現状においては、将来、加速度的に資金が増加していく素地は固まってきたとの見方をしている。
今後の段階踏み信託報酬下げなどについて
今回、同社がファンドの保有者に実施したアンケートによると、「信託報酬の低減」を求める回答が多かった。中野社長は「かねてから日本のバンガードを目指して行きたいというのがある。ただ、まずは長期投資のファンドを運営する会社が盤石である必要がある。そういう意味で残高がブレークイーブン(損益分岐点)を超え、黒字化を果たしてから段階を踏んで考えていきたい」と述べた。
むむむ・・・ここだけを読むと信託報酬下げについて言ってないように思えるにですが・・・(汗)
同じ運用報告会に参加した竹川美奈子さんのブログには書いてありました♪
<経営状況について> About Money,Today 2010-02-13
今期(2010年3月期)は2億円程度の赤字になる見通し。
ギリギリまでコスト削減に取り組み、当初より黒字化のハードルは低くなった。
今の2倍の残高をめざし、来期の黒字化を目指したい。
投信のコストついては将来的には下げたいと考えている。
ただ、まずは会社を黒字化し、長期投資をしていく上で盤石の態勢にしたい。その上で、日本のバンガードを目指していく。
信託報酬下げについてのまとめ
今期(2010年3月期)は2億円程度の赤字になる見通し
↓
今の2倍の残高をめざし、来期の黒字化を目指したい
↓
ギリギリまでコスト削減に取り組み、当初より黒字化のハードルは低くなった
↓
損益分岐点を超え、黒字化を果たしてから段階を踏んで考えていきたい
↓
???????
今の2倍で来期の黒字化・・・地道に残高は積み上がっていっても今期のみで倍増は難しい・・・倍増は2年ってところでしょうか?
※ヤフーファイナンスの時系列データから作成

2008年2月の純資産12,298(百万円)から
2009年2月の純資産16,565(百万円)(+34.6%)
2010年2月の純資産26,043(百万円)(+57.2%)と複利の速度で殖えています
黒字化が倍増(+100%)の520億円として2011年に達成できるか?中野晴啓代表取締役社長の目標は無理な夢ではないでしょうし応援の継続(積み立て継続)ってところです
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