信託報酬下げとは言うけれどいったいどれくらいコスト(信託報酬)を下げられるのかを妄想してみました
独立系投信なので販売・運用の取り分ではないのですがバンガードのファンドを買うFOFなのでバンガードのファンドの信託報酬がコスト内に乗っかっています

前回の記事によると
- 今期決算は2億円超の赤字決算
- 赤字が解消される残高水準については「現在の水準の倍が必要」
- ギリギリまでコスト削減に取り組み、当初より黒字化のハードルは低くなった
- 現在の残高水準はザックリ260億円

ここから3.28億円でセゾンは黒字化しそうなので妄想モデルを作ってみた
※ちなみにここから先のセゾン投信は「日本のバンガードを目指していく」の言葉通りに利益分は投資家に還元するって考えています
セゾン投信の取り分 | バンガードの信託報酬 | |
現状モデル | 0.4935% | 0.2765% |
妄想モデル | 3.28億円 | 0.2765% |
ではでは残高水準が増えるとどこまでコストが下がるのか?1,000億円、さわかみレベル、グロソブレベルと表にしてみたのがこちら
純資産残高 | 信託報酬 | |
現在 | 260億円 | 0.77% |
1,000億円級 | 1,000億円 | 0.4229% |
さわかみ級 | 2,240億円 | 0.2779% |
グロソブ級 | 39,358億円 | 0.2766% |
バンガードの信託報酬はセゾン投信の頑張りではどうすることもできない話ですがそこに近づいていきます
もちろん残高が伸びれば費用も増すもの(変動費)もあるでしょうから簡単にいきません
この先どんな取り組みでコスト削減が出来るのかを考えてみると・・・。
- 事務所を池袋サンシャインからアクセスの良い地方に引越し
- 郵送による運用報告書は有料化
どうでしょ?
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