春の個人向け国債の取り扱いが3月4日からあります

春の個人向け国債(変動・10年/固定・5年)のご案内 マネックス証券

利率は未定ですが今日現在の国債金利は

5年債 0.5256%
10年債 1.3354%なのでそれぞれ

固定・5年 0.48%
変動・10年 0.54%くらいにしかなりません

※利率が発表されました!
個人向け国債利率、5年物0.48%に NIKKEI NETより

固定・5年 0.48%
変動・10年 0.53%とのこと おおよそ想像通りですね?当たり前ですが
なぜこんなに個人向け国債になると金利が低くなるのか?計算方法は大和証券のサイトの計算式で求めました

5年債(固定金利)について
個人向け国債(固定・5年)の利率=基準金利-0.05%

10年債(変動金利)について
個人向け国債(変動・10年)の利率=基準金利-0.80%


これならネット銀行の定期預金のほうが金利が高い現象が起こるのも当然です。10年債なんて半分以上ピンハネされていますから・・・。

産経新聞でも個人向け国債についてこんな記事がありました

個人向け国債 人気の割に不満多く 高い金利・短い満期へ改善期待 イザ!より
アンケート調査の内容はこんな感じ

個人向け国債をこれまで購入したことのない理由
  • 金利が高くない(43.7%)
  • 他の金融商品で十分(26.6%)

改善点(複数回答)について
  • 金利を高くする(基準金利からのマイナス幅の見直し)(63.4%)
  • インターネットで購入できる金融機関を増やす(41.7%)
  • 満期(現在は5年と10年)を短くする(34%)

金利を高くする(基準金利からのマイナス幅の見直し)
   ↑
問題はやっぱりこれですね?

あとは価格変動リスクを個人投資家が負えばいいのですから国債を上場させて個人投資家が自由に売買できる環境を作れば良いでしょう?
米国では米国債ETFがあり残存期間に合わせ、「1―3年」「3―7年」「7―10年」「10―20年」「20年超」の5つのETFが存在します
株式、不動産(J-REIT)があるんですから債券が登場しても良いんじゃないかと思うんですけれどね?
上場外債があって国内債券がないのが不思議です

スポンサーリンク

関連コンテンツ