人の一生は、重い荷物を背負って、遠い道のりを歩んでいくようなもの、急いではならない。
不自由なのが当たり前だと思っていれば、足りないことなどない。
心に欲望が芽生えたなら、自分が苦しんでいた時を思い出すことだ。
耐え忍ぶことこそ、無事に長らえるための基本、怒りは自分にとって敵だと思わなければならない。

勝つことばかり知っていて、うまく負けることを知らなければ、そのマイナス面はやがて自分の身に及ぶ。
自分を責めて、他人を責めるな。足りない方が、やりすぎよりまだましなのだ

徳川家康の遺訓より



論語と算盤 P.136から引用

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