低コストのインデックスファンドと言えば住信AMのSTAMがパイオニア的存在で三菱UFJ投信のeMAXISが業界最安クラスで追従しているのですが中央三井アセットマネジメントから更に低コストのインデックファンドが登場します

いずれもロイター記事より
中央三井アセット、「CMAM日本株式インデックスe」を4月6日設定

中央三井アセット、「CMAM外国株式インデックスe」を4月6日設定

中央三井アセット、「CMAM日本債券インデックスe」を4月6日設定

中央三井アセット、「CMAM外国債券インデックスe」を4月6日設定
どうやって業界最安クラスの信託報酬を実現したのか?
・・・って運用会社が中央三井アセットマネジメント、信託銀行が中央三井アセット信託、販売会社が中央三井信託なんですから実現できたコストなんじゃないでしょうか?直販ファンドでしょう?(今後ネット証券が取り扱うか未定)

その内訳を見ると(モーニングスター 新設ファンド情報より)

日本株式 日本債券外国株式 外国債券
信託報酬運用会社0.14%0.17%
販売会社0.19%0.27%
信託銀行0.04%0.06%
合計0.37%0.5%

販売会社が半分以上の取り分を持っているので大手ネット証券が参入してもおかしくはなさそうですね?
販売手数料は上限2.1%ですが・・・もちろんノーロードでしょ?

CMAMってどんなブランド名なのかと考えてみたら・・・中央三井アセットマネジメントですか(汗)

追記

昨日4月6日設定日を向かえましたが何事もなく終わりました!?
竹川美奈子さんのブログ「販売会社は決まっていない?」によると

「今日設定の投信、どこで買えますか?」と直接運用会社に電話してみました。

が、答えは「まだ買えません」

「・・・・・・・。あの、今日設定ですよね。中央三井信託銀行だったら買えますか?」

「個人の方は買えません。販売会社はまだ決まっていません。決まり次第、HPでお知らせする予定ですので」


これはネタか・・・?こんなオチは初めて見た・・・。
とりあえずCMAMインデックスeシリーズは終了・・・と


さらに追記

紆余曲折がありましたがSBI証券から登場です!
※「委託会社の都合により販売用資料が作成されておりませんので目論見書を表示しております。」なんじゃこりゃ?・・・と言うわけでリンクなし

国内外4資産
日本が0.3825%、外国が0.525%その内訳は上の記事と同様
そしてノーロードで1,000円積立が可能のようです♪

なぜ4資産なのか?なぜ低コストが実現できたのか?
中央三井アセットマネジメントのページを見てみると

ファミリーファンド方式を採用することで、スケールメリットを活かした効率的な運用を目指します。

規模の大きなマザーファンドを通じて運用することにより、有価証券の売買頻度を抑えるなど効率的な運用を行うことで、組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料や外貨建資産の保管等に要する費用などのコストを抑えることができます。


こういうことなんですね?自分の会社の持っているマザーファンドの大きさの強みを考えれば無理に新興国やREITに手を出さずに行く戦略があっても良いですしね?
楽天証券やマネックス証券は追随するのか?逆に言えば中央三井は取り扱わないのか?って意見も出そうです・・・それだけ引き出しの奥にしまって葬りたい商品(売っても儲からないって意味)なのかもしれません

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