以前の記事先進国イールドカーブ 2010/03ではオーストラリアの金利について懐疑的な考えのままモヤモヤしていましたが現在も進行形です(笑)

あのあといくつかの意見を見た結果、モヤモヤが更に深まった現在の思考回路です

まずはこちらの記事

消滅?オーストラリアの国債市場 25todayより

URLを見ると2003年の記事のようですが現在(2010年)も豪州国債市場は存在しています
デマだったのか?いや嘘ではなく国債市場を失くす動きはあったようですが完全になくすと

  • 長期金利の指標がなくなる
  • 海外の債券への投資が増え為替リスクが増してグローバルな金融危機の影響を受けやすくなる
  • 年金の安定運用先がなくなる
  • 国債市場の果たす役割は大きく長期的にみても経済の混乱が予想される

利払いがなくなるかわりにこんなデメリットが浮上するのかな・・・と オーストラリア国債より引用

もうひとつはこちらの記事
オーストラリアは不動産バブル? Tansney Gohn の投資ブログさんより

この中のリンク先から

・豪州は世界金融危機から誰よりも先駆けて脱出できたと言って内輪で祝杯を挙げているが、見過ごされている不都合な真実がある。それは、オーストラリアの家計部門の債務はGDP対比で100%、米国よりも3%多いという事実だ。

・オーストラリアの家計は近年、米国より速いペースで債務を拡大させてきている。米国の家計部門では負債の削減が進行しているのに対し、オーストラリアでは負債は増えている。

家計の負債増加は、オーストラリア政府のポリシーによって意図的にもたらされた。

・1990年には、米国とオーストラリアの家計部門の債務はそれぞれGDP対比で60%と30%程度であったが、15年後の2005年には86%で並び、その後も増え続けた。


国家で見れば国債市場不要説が出るほど財政黒字のある向こう側で家計を見れば負債が増えている現状・・・。

あれ?・・・これって日本の逆に見えてきた

家計の貯蓄で国家の負債(発行する国債の大半を銀行などが買い支え)を支えている日本
財務健全の国家の下で負債を抱える(家計の負債増加は、オーストラリア政府のポリシーによって意図的にもたらされた)豪州国民

どっちが幸せなんでしょうか・・・モヤモヤ。

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