今月の主な債券・金利ニュースって・・・ギリシャばっかり(汗)
ギリシャ国債の保証コストが過去最高を更新=マークイット ロイター
ギリシャ国債、金利上昇続く 信用低下で預金流出も asahi.com
ユーロ圏諸国が300億ユーロのギリシャ支援で合意 WSJ
米FRB議長が長期間の低金利維持方針を確認、回復緩慢との認識 ロイター
ギリシャ、金利高止まりなら「死のサイクル」に=ソロス氏 ロイター
asahi.comさんのギリシャ金利の推移画像を見れば一目瞭然

指標となるギリシャの10年物国債は9日、年7.3%前後で取引されている。
4日連続で7%を上回る水準が続いており、ドイツの2倍以上、日本の5倍以上だ。
5月までに110億ユーロ(1兆4千億円)の借り換えが必要とみられ、高金利が続けば「財政再建で歳出をしぼっても、市場に持っていかれる」(ギリシャ与党関係者)状態だ。asahi.com記事より
この問題に対してユーロ支援の記事が続きます
ユーロ圏の財務相らは11日、高水準の債務に苦しむギリシャからの要請があれば、今年最大300億ユーロ(約3兆8000億円)を5%程度の金利で融資することで合意した。
WSJ記事より
ただドイツは反対傾向。金利5%の融資でも高い金利だけどそれでもギリシャの高金利とは金利差があるしその差は誰の損失ってユーロ全体で支える構図になるのでしょうか?
債券と言ったらジョージ・ソロス氏(?)こんなコメントを記事内で出しています
- 支援策の発動は必要だ。市場金利は高すぎ、ギリシャは必要な条件を満たすことができない
- ドイツは金利を5%にすることを主張したが、救済策の効果を弱めるもので、残念
- こうした高金利ではギリシャが予算の追加削減を迫られ、経済活動が低迷し、歳入が減少する
- そうなれば、悪循環に陥る。死のサイクルと言ってもよい。これは本当に危険なこと
- 債務再編が解決策として望ましいが、ギリシャの国内銀行が大量の国債を保有しているため、実施は不可能
- デフォルトや債務の繰り延べに踏み切れば、銀行危機が起きる可能性がある。したがって、現在政府が進めている対策以外に現実的な選択肢はない
ロイター記事より
それでは現在のイールドカーブ

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