自分は今まで値上がり益は売るときにならないと利益が確定しないので「絵に描いた餅」だと考えていて株価は買いたいものを少しでも安く買うための判断材料にすぎないと考えていたものです
※最近は自動積立なので価格すら見ていないけれど
カン・チュンドさんのブログに興味深い記事を発見
ニワトリとタマゴの本質的な攻防
わたしは時々、思うのです。
株式に「配当」がなかったら、物事はもっとシンプルになっていたのに、と。
株式は本来的に、値上がり益を求めて保有する資産です。
(投資した「元本」が増えることを期待しています)カン・チュンドさん
あれ・・・自分の考えはきっと「逆」だ。これは実に面白い♪
つまり自分の脳内はこんな感じなのです
自分は時々、思うのです。
株式に「株価」がなかったら、物事はもっとシンプルになっていたのに、と。
株式は本来的に、配当を求めて保有する資産です。
(投資した「元本」が増えることを期待していません)とよぴ~
じゃあ配当を期待するのに何故に?無分配を望んでいるのか?
いろいろ考えた結果、会社が無分配で内部留保するのも成長段階ではいいのですがファンドが配当を受け止めてファンド内部で留保(再投資)してくれるのが面倒臭くなくていい。・・・という発想です。
キャピタルゲインにはその反面、キャピタルロスもあります。だから絵に書いた餅なのですがインカムゲインに対してのインカムロスという言葉は存在しません。
ニワトリとタマゴの本質的な攻防の結論は個人投資家それぞれの持つ好みの問題に任されます
もしかしたら投資家それぞれの職業が好みのスタイルを決定させているのかも・・・という妄想
それは給与が成果給制度・年俸制度なひとは債券のクーポンのように安定的な資産を好むかもしれないし
比較的に固定給なひとは自分自身をサラリーマン債券の考えの下、株式投資の比重が大きくなる
いろいろ考えた末に基本ひとつの答えすら満足に答えられないモヤモヤ感が残ります
このモヤモヤがブログを書いている原動力だったりするわけなのですが♪
おまけ
「株式投資の未来」ジェレミー・シーゲルの言葉によると
1871年から2003にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターン
の97%は、配当再投資が生み出してきた。
値上がり益(キャピタルゲイン)が生み出した部分は3%にすぎない。
この結論に至るデータ検証によると
- 期間は1871年から2003年の122年間
- その間の株式投資のトータルリターンを調べると、1871年当時に株式に対して1000ドル投資した場合、2003年末でのトータルリターンは797万7930ドル
- 配当金を再投資しなかった場合、この金額は24万3386ドルへと大幅に低下
- 株式投資のトータルリターンのうち、キャピタルゲインによってもたらされる部分は実はたいへん小さなものである
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
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ジェレミー・シーゲル 瑞穂 のりこ
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