債券市場では勝ち組・負け組の線が見えてきたような感覚すらあります
実際にはどこか(仮にギリシャ)が問題を抱えるとその問題は国内に留まらず近隣・・・世界中に問題が拡がるのですが政策面では少しずつ協調路線から独立性も感じます
今月の債券・金利ネタ ※今月はすべてロイター記事より
カナダ中銀が0.50%に利上げ、利上げ再開はG7初 6月 2日
ECBが金利据え置き追加流動性措置を決定、出口戦略さらに後退 6月11日
長期金利1.15%中心、銀行勢押し目買い意欲強く金利に低下圧力=来週の円債市場 6月25日

それでは各国のイールドカーブはこちら
2010年6月イールドカーブ

おまけグラフは最近の円債買いが異常な過熱感を表しているグラフ
株式配当と国債金利の乖離
ギリシャショックの影響で株式が下落→配当利回りが上昇
米ドルにもユーロにも行きようがないカネが国債に流入している→金利(10年債)が低下

逆バリな発想から言えばどちらを買うべきかといったら「株式」でしょうね?「債券を売ってまでして株式を買え」とは言いませんが自身の目標アセットアロケーションから大きく乖離していたら調整するのもありでしょう
※おまけグラフはTOPIX予想配当利回りと国債10年債利回り
※投資は自己責任でお願いします

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