世界には様々な国がありますが日本には資源がなく技術でここまで成長してきたという奇跡の国でした ←過去形?

もうちょっと専門的に書くと日本は外需で成長して来た国家です ※引用は東証内需関連株より

国内資源の乏しい日本経済は、伝統的に国家戦略としても、輸出産業中心に発展してきました。
輸出産業は為替レートによる影響が大きく、円安に向えば収益が向上するものの、円高となれば稼いだ収益が一夜にして消滅するリスクもあります。

もちろん外需だけでは国内は成り立たないので当然ながら内需の企業だってあります
外需で稼いできたカネを国内でバンバンと使うことで経済は発展していきます
投資をするにしても外需関連株は為替動向で利益が増幅や消滅するのに対して内需関連株ならば為替リスクを除外する効果もあります
さきほどの引用の続き

日本経済にも、為替レートの影響を受けない、もしくは、輸出産業とは逆の形で受ける産業も存在します。つまり、輸入という形でのみ海外と繋がる、ないしは輸出入とは無縁の産業です。
前者の代表が大量の石油を使う電力や小売、後者の代表が陸運・建設や不動産などです。これらをまとめて、広義の「内需関連業(株)」と称し、後者を狭義の「内需関連業(株)」と称します。
尚、伝統的な景気対策は公共事業型であったこともあり、「内需関連株」は景気回復策との関連が深いともいえます。


それでは外需関連株と内需関連株はどちらが投資に向いているのでしょうか?
測定する期間でトレンドも違うでしょうし明確な答えはおそらく出ないのでしょうが知っておく必要はあります

例えば主婦の発想で給料日前などで使える食費があとわずか!
そんな時でもスーパーマーケットで買う食材と買わない食材ってあるのですが投資家視線でそれがわかるでしょうか?

答えは・・・野菜はどんな時でも買われています
フルーツは・・・いいかって感じで買われない傾向があります
野菜は生活に必要とされて今回の例だと果物は贅沢品になったりするケースがあるのです

生活に必要とされているセクターは利益の波も株価の波も安定するイメージが沸いてきたってところが今回の調査のはじまり♪

調べたのはNEXT FUNDSのETF17種類
これらが2年間運用されてきたので市場平均であるTOPIXと比較してどのセクターが勝ち、どのセクターが負けたのかを調査
ちなみにザックリと言えば17セクターを合計すればTOPIXなので勝ちと負けは半々なのではないか?と言う予想もつきます

コードセクター勝敗
1617(NEXT FUNDS)食品上場投信勝ち
1618(NEXT FUNDS)エネルギー資源上場投信負け
1619(NEXT FUNDS)建設・資材上場投信勝ち
1620(NEXT FUNDS)素材・化学上場投信勝ち
1621(NEXT FUNDS)医薬品上場投信勝ち
1622(NEXT FUNDS)自動車・輸送機上場投信勝ち
1623(NEXT FUNDS)鉄鋼・非鉄上場投信負け
1624(NEXT FUNDS)機械上場投信勝ち
1625(NEXT FUNDS)電機・精密上場投信負け
1626(NEXT FUNDS)情報通信・サービス上場投信負け
1627(NEXT FUNDS)電力・ガス上場投信勝ち
1628(NEXT FUNDS)運輸・物流上場投信負け
1629(NEXT FUNDS)商社・卸売上場投信負け
1630(NEXT FUNDS)小売上場投信勝ち
1631(NEXT FUNDS)銀行上場投信負け
1632(NEXT FUNDS)金融(除く銀行)上場投信負け
1633(NEXT FUNDS)不動産上場投信負け


1621~1624

1625~1628

1629~1632

1633

景気が悪いときには、ディフェンシブ株が注目されることがあります
でも日常生活に必要だから「食品 薬品 電力 ガス」と言った内需関連株しか興味がないって戦略もありかもしれません

食品 薬品 電力 ガス
上から順番に・・・。
1627 (NEXT FUNDS)電力・ガス上場投信
1617 (NEXT FUNDS)食品上場投信
1621 (NEXT FUNDS)医薬品上場投信
TOPIX

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